KARUNA TI LA
カルナティーラ
ブログ
2024-01-14 18:55:00
縁と相性
占いをしていると、縁が濃い=相性が良い、と思われるお客さんが多いようです。
が、縁の濃さと相性の良さは全く別の話です。
縁が濃くて相性も良いパターンは普通に仲良しで問題ありません。
問題は、縁が濃くて相性が悪いパターン。
腐れ縁とか、悪縁の類になりやすいです。
合わないし、苦しむし、人生にプラスになる相手でもないのに、離れられないという。
これは、男女間でも見ますし、親子、友人、あらゆる人間関係で起こりえます。
適度な距離感をもつか、別れた方が幸せになれるのに、といっても縁が濃いと現実的にはなかなか難しい。
因縁の相手ですね~、というセリフが私から出たら、大体これを指しています。
ただ経験上、男女間は口では相手の愚痴を言いつつ、実際の行動に移らない人も多いです。
破れ鍋に綴じ蓋の喩えもあるように、一緒にいる男女のレベルは所詮同じなのだというのもあります。
前世から引っ張て来た宿題があると思われるカップルもいます。
暴力的な支配や洗脳などは別で、命に関わる事があるので、そんな呑気は言ってられませんが。
親子間も深刻な問題に陥るケースがあり、精神を病むほど親を恨んで憎んでいるのに、親から離れられないという人もいます。
他にもいろいろな事情で、危険があっても一緒にいるという状況。
ここまでくると占いに出来る事の範疇は超えてきて、鑑定で助言は出来ますが、状況によってはあらゆる社会的リソースを検討していく必要も出てきます。
縁が濃いという事は、縁の内容が悪い場合、人生の足枷になったり、恐ろしさもはらむのだという事を知って頂きたいと思います。