KARUNA TI LA
カルナティーラ

ブログ

2024-01-21 23:50:00

信仰の礎①

去年は宗教にまつわる事件が起こり、今まで水面下にあった問題が噴出し、宗教や信仰に対して社会的にも厳しい目が向けられています。

真面目に信仰を大事にしている多くの常識的な人から見れば、迷惑かつ悲しい話ではないでしょうか。

私も神仏を大事に信仰しておりますが、お客さんにお話するのは次の2点です。

①地元の神様(神社)へ挨拶に行くこと

②ご自分のご先祖を大事にすること

これは日本人なら当たり前のことです。

この2点をきちんと行った上で、他にも何かやりたければご自由にしたらいいと思います。

地元の神社は氏神様とも言われますが、1日と15日に月2回参拝出来ればまずまず。仕事等で行けなければ違う日でも良いのです。

たくさん行きたい人は毎日でも行ってください。自由です。

参拝の時は名前と住所を言って、「いつもありがとうございます。」だけでも良いし、特に祈願をかけたければお願いすれば良いと思います。

神様に頼むだけで、自ら努力しないのはだめですよ。

ご先祖様はお墓参りが第一。

香華といって、お花とお香にお供え物を持ってお参りに行きましょう。

お寺によってはお花やお香は現地でも買えます。

食べ物のお供えは持ち帰りましょう。放置すると虫や鳥が汚してしまいます。

お墓参りは没後33年以内の故人の月命日に毎月行ければベストです。

これに盆と彼岸なども加えていきます。

現実問題として毎月の命日は難しいという場合は月命日でなくともいいですし、所用で行けない月はしかたありません。

何でも理想はありますが、私たちも日常生活に縛られていますので、無理なく出来る範囲で良いのです。

要は、気持ちがご神仏、ご先祖に向いているかどうかです。

以上の事から、お墓は近くて通える方が良いです。

最近『墓仕舞い』という言葉に乗じて、ご先祖の供養を放棄しようとする風潮があります。こんな事は言語道断です。

ご先祖も墓も、ただの物じゃありません。

可能な限りは子孫でご供養してください。その分、たくさんの福を出してくれます。

墓仕舞いは、ついに家系が絶える時に、最後の最後に永代供養でお寺さんにお願いするべきです。

墓があまりに遠くにある場合は近くに改葬することも検討できます。

墓相的な理想はコンパクトでも墓石を建てることで、納骨堂より良しとするのですが、「遠くのお参りできない墓より、納骨堂でもこまめにお参りに行ってる家の方が運気も良い。」とは先生の談。

私も鑑定していて思うのは、墓をなくして参る所が無い人たちは、正直どうしようもないです。

先祖の福徳も来ないので、本人の運気だけでいく事になりますが、星が強ければまだ一花咲いても安定感がないし、弱い星だとどうにもなりません。

要は根無し草なのです。

地元の神様と、ご先祖供養を大切に、盤石な運命の基盤を築いて頂きたいと思います。

信仰は道徳であり良心です。