KARUNA TI LA
カルナティーラ
ブログ
半世紀の逃亡
今年は本当にびっくりする事ばかりの1月です。
今日もちょっと困った相談を聞いてきたばかりですが、世間でもびっくりのニュースが。
駅とか交番の掲示板にお尋ねで貼ってある指名手配犯が、事件から49年経ってようやく拘束されたとのこと。
ああ、あの人!みたいな。
指名手配のポスターでいつも見てる人なので、やはりあのポスターの顔は無意識にも刷り込まれるものですね。
こういう犯人が長年捕まらないケースなどは、被害者の方の回忌あたりで大きく動く事が少なからずあるのですが、今回も49、50回忌にあたる頃でしょうか。
天網恢恢疎にして漏らさずといいます。
亡くなられた方とご遺族の無念が晴らされてほしい。
拘束されたのはいいとして、当人は末期ガンとのこと。
当該人物が本当に容疑者かどうかはこれから精査されるそうですが。
凶悪犯罪によって無辜の人の命を無残に奪ったにも関わらず、償いもせずに卑怯にも世間を欺き続けた罪は重い。
まだ人の心があるのなら、残された時間で何が出来るか自身に問いかけて頂きたい。
罪を犯し、半世紀も逃亡生活とは、惨めな人生です。
この事件絡みで、逃亡している人間があと二人います。
今回拘束されたのも含めた3人とも一白水星を星に持っています。
一白水星は、隠れる、秘密、暗い、落ち目などの意味があるので、全くそれを体現した人生を送っているわけです。
地味で目立たないのも特徴なので、世間から隠れるのはうまいです。
私の感覚で、生年月日の星を分析する時に、暦から星出しした状態を1階とすると、その下にB1階、B2階、B3階くらいで全部で4つの階層があるイメージで見ています。
今回拘束されたのはB1階に一白水星があり、世間から隠れた状態で暮らす人生、それがこの人を取り巻く環境になるというイメージ。
一白水星には監獄で囚われている状態の意味もあるので、捕まっていなくてもそのような不自由な状態に置かれるともいえます。
まだ捕まっていない2人は1階に一白水星があるので、逃亡そのものが人生、目的になるという感じかな。
同じ一白水星でも各ケースは似て非なるものというか。
文章にするのは難しいのですが。
普通の人だとこんなに長く逃亡生活なんてできないと思うのです。
精神のほうが参ってしまうのでは。
それが可能だったのは一白水星を持っていたからでしょうね。
一白水星の厄介なところは、考えが凝り固まると全く人の意見を受け付けなくなり、自分のやりたいようにやります。
意見の聞かなさはダントツの星です。
なので、一白の傾向が強い星は、良い運気に持って行くのがけっこう骨が折れます。
逆に、一白水星のこういう傾向が洗練されて、人の意見にも耳を傾けられるようになると、とても穏やかで含蓄のある人物になるようです。
私の顧客にも、一白水星で人格的にも円満な好人物というお客さん達がいます。
星というのは生かすも殺すもその人次第となります。