KARUNA TI LA
カルナティーラ
ブログ
合格の一報
受験シーズンですので、結果のご報告が届く時期になりました。
受験に関しては、進学するご本人からというより、親御さんや祖父母からのご相談が多いです。
うちの子は大丈夫か?とか、どこの学校が良いか?というご相談が事前にあります。
お孫さんが推薦枠で落ちてしまい、気が気でないというお宅があったのですが、無事に一般受験で合格をしたとのこと。
一回落ちてしまった後に当人のやる気が見られず、成績も下降していると大変気を揉んでらしたので、本当に良かったです。
ご家族もホッとしたとのこと。嬉しいご連絡で何よりでした。
先日ブログで言及した花買い用法もなさっていたお宅なので、花買いの効果と喜んでおられました。
一番はお孫さんが本試験でがんばったからの結果ですが、終わり良ければ総て良し。
春からの新しい学校生活を存分に謳歌してもらいたいと思います。
このところ暗いニュースも多いですが、若い子たちの未来の希望に繋がるようなニュースは嬉しいですね!
天災というもの
前回の卯年で東日本大震災があって、今回の卯年(節分までは前年)で能登の大地震、どちらも未曾有の大災害となってしまいました。
連日のニュースには胸が痛みます。
なんでこんなめに・・・となるのも最もです。
自然界は非情です。
大地震、水害、噴火、台風、とりわけ日本列島は災害の集中する所ですから、どこで何が起きてもおかしくありません。
私はこのように教わりました。
「天災には個人の運気は関係ない。個人の運気が良かろうが悪かろうが、良い人だろうが悪い人だろうが、その地域にいる人に等しく降りかかるから怖ろしい。」
占いで災害が予測できないのか、という疑問もありますが、これは難しいです。
なぜならば天の事だから。
私たちは人事を占っており、天の事は自然界の範疇ひいては神仏の領域です。
天の采配はどうにもなりませんし、わかりません。
たゆまず研究はされていて、後付けの理由や解釈はいくらでもできます。
兆しを掴む事はできます。
しかし、正確に、ピンポイントで、毎度確実に、とはいきません。
天の事は人間が見れる範疇を超えた所にあります。
だから、どうしようもない。
今の時点で、それを見る技術が私たちにありません。
占いなんてそんなもんかと言われればそうかもしれませんが、では最先端の科学でも地震の予知は難しく、天災というものがいかに人間の叡智を超えた所にあるかは判然としていると思います。
災害の後には必ず、○○が予言していたという話題が出てきます。
真偽はさておき、だからといって救ったわけじゃない。
むしろ結果を見たら、無力感で虚しくならないのでしょうか。
当たった!と言ってたって、多くの人が犠牲になっていたら、後から何の意味があるのでしょう?
災害には、日ごろからなるべく備えるしかありません。
生き延びれるかどうかはその場の運として、被害や避難の想定と、備蓄をする事が準備の第一歩では。
大地震が起きたら、我が家の場合は都会なので、火災と古いビルの倒壊が必ずあります。
下町に住んでいるので、絶対倒れそうな古いビルがいくつもあります。道も細いし出火したら超危険地帯。
家に残れるか、放棄するか、どのルートでどこへ行くかとか、いくつかパターンを想定しています。
出先だったらそこでベストを尽くすしかありませんね。
常に何が起きるかわからない自然に対して謙虚でいなければ。
鑑定盤は双方向
干支九星術の鑑定盤は、そのお客さんが心底真剣か、または深刻な状況に陥っている時は、そのように示される事があります。
そのような鑑定は、こちらとしても非常に細心の注意を払うものですし、適当な事は許されません。
また、私たち占い師から見て、そのお客さんがどうか、というのも見れます。
このような盤ならではの、双方向の視点は面白いなと思うのですが、この相談は要注意、というのも示されます。
私たちが選り好みをするわけでなく、ただ、そのように示されているという事です。
そういった意味では非常に中立的。
だから、厳しい判断も普通に出ます。
若い頃は自信もないから、厳しい結果もお客さんに忖度して、希望のあるように伝えていた事もありますが、それが良い結果を呼ぶわけがない
過去の反省もありますし、だいぶ歳もとったので私も開き直り、なるべくストレートに言うようにしています。
言葉には注意を払いますが。
花買い用法
吉方位の取り方というのはいろいろなやり方があります。
福寄せを目的としたり、災い解消を目的としたり、目的によっても異なります。
花買い用法というのは、紫白福星(しはくふくせい)用法とも言い、使う人の星に関係なく誰でも実施できる方位取りになります。
通常の方位取りは、ご本人の星によって、使えたり使えなかったりという制約が出てくるので、その点は花買いはとてもやりやすいです。
今日は花買い用法が出来る日でしたので、私も購入してきました。
とても綺麗ですが、時期がきたら満開に咲いていても花を処分しなければいけないので、花が好きな人は胸が痛むやり方ともいえます。
まじない的な方位の使い方で、ある意味、命のあるものを犠牲にするという事です。
お水取りや吉方位参拝なら罪悪感もないですけれど、時にはこういったやり方もあるのです。
何れにせよ、目的や状況に合わせて吉方位はこまめに取りたいものですが、福ばかり取るという乱発方式をやると効かなくなるし、ひっくり返って悪くなる事もあるため、やればいいというものでもありません。
方位は難しいです。
縁と相性
占いをしていると、縁が濃い=相性が良い、と思われるお客さんが多いようです。
が、縁の濃さと相性の良さは全く別の話です。
縁が濃くて相性も良いパターンは普通に仲良しで問題ありません。
問題は、縁が濃くて相性が悪いパターン。
腐れ縁とか、悪縁の類になりやすいです。
合わないし、苦しむし、人生にプラスになる相手でもないのに、離れられないという。
これは、男女間でも見ますし、親子、友人、あらゆる人間関係で起こりえます。
適度な距離感をもつか、別れた方が幸せになれるのに、といっても縁が濃いと現実的にはなかなか難しい。
因縁の相手ですね~、というセリフが私から出たら、大体これを指しています。
ただ経験上、男女間は口では相手の愚痴を言いつつ、実際の行動に移らない人も多いです。
破れ鍋に綴じ蓋の喩えもあるように、一緒にいる男女のレベルは所詮同じなのだというのもあります。
前世から引っ張て来た宿題があると思われるカップルもいます。
暴力的な支配や洗脳などは別で、命に関わる事があるので、そんな呑気は言ってられませんが。
親子間も深刻な問題に陥るケースがあり、精神を病むほど親を恨んで憎んでいるのに、親から離れられないという人もいます。
他にもいろいろな事情で、危険があっても一緒にいるという状況。
ここまでくると占いに出来る事の範疇は超えてきて、鑑定で助言は出来ますが、状況によってはあらゆる社会的リソースを検討していく必要も出てきます。
縁が濃いという事は、縁の内容が悪い場合、人生の足枷になったり、恐ろしさもはらむのだという事を知って頂きたいと思います。