KARUNA TI LA
カルナティーラ
ブログ
希少本が出た
とっくに絶版で滅多に出回る事もない古い本を探しに、時々ネットもチェックするのですが、いまヤフーのオークションで望月先生の本の希少なものが何冊か出ています。
望月治先生は私の大先生です。
いまオークションに出ている本は、私は持っているので購入しませんが、相当なレベルで貴重な本です。
ごくたまにこういう事がありますね。個人の蔵書から出てきたりとか。
お値段も10万近くから入札スタートのようです。
そもそも入手困難ですので、10万でも安いかも。
私たちにとっては、貧乏でもへちまでも、喉から手が出るほど欲しい本が市場に出れば、あんまり値段は関係ないのです。
とはいえ無い袖は振れませんが。
ただ、貴重だからといって真価のわからない人が買っても勉強の道にある人間が困るので、然るべき人の手に渡ってほしい。
余計なお世話ですが。
望月先生の本はハッキリ言って難しいので、貴重な本になればなるほど、ちょっとやそっとの勉強をかじってるくらいでは歯が立たないので、宝の持ち腐れになってしまうと思う。
占い師人生の傍らに置いて、何度も何度も読み返していく本ですから。
そのくらいの覚悟で購入すれば、大きな宝になるのではないでしょうか。
金持ちの不幸
前回の続きのような話です。
ときどき、莫大なお金を稼いだ家で、信じられないような不幸が起きる事があります。
金運に偏って取り過ぎた事で、いろいろなひずみが生じたり業を溜めて、犠牲を出してしまう事があるのです。
これを回避するには、稼いだお金を世の中が良くなるような事にまわしていく事で、ひと昔前の著名な実業家は教育や文化の振興に尽力した方が多いのも頷けるところです。
ノブレスオブリージュの精神もよく言ったものだと思う。
結局は、私利私欲のためだけに生きる人間は、最終的に誅されるという事だと思います。
本人でなくとも、家族が犠牲を払わされる場合もあり、そういうのはお金をたくさん持っていても寂しい家です。
たくさん稼いだら適度に世の中に還元するのが大事。
ちなみに貧乏もいけなくて、貧すれば鈍するです。
天部のお経には、死苦よりも貧苦がいけないと書いてあるし、貧乏は禍の元なので哀れと思って、天部が福徳を授けてくださるのです。(心正しく生きていれば)
現実的な豊かさと道徳心のバランスをとりながら、その中庸を目指していくのがこの世の理想でしょうか。
ここ数日で、浅草の資産家の家で、幼い子が犠牲になった痛ましい事件がニュースになっています。
そこの家のゴミ屋敷の中の写真に、仏壇の写真がありました。
仏壇というより、木の箱に位牌を3つ横に並べてあるだけ。
拝むための用具は何も置いていない、立派な位牌だけがただ陳列してある状態でした。
ここまで殺風景なのは初めて見ました。
本尊仏もいないから仏壇でもなく、「位牌檀」なのですが、祀るのでもなく並べてあるだけだから、本当にただのモノ。
一体お金だけはたくさん儲けて、人として大切な何を得た家なのでしょうか。
殺風景な位牌を見た時に、全てが推し量られました。
この不幸は一朝一夕に醸成されたものではないのです。
株価高騰中
今年は三碧木星の年です。
三碧の年月は株の動きが激しくなる傾向があるのですが、これは三碧木星を「株の値動き」とみて、「株」そのものを一白水星ととるからと聞きました。
三碧木星は一白水星を剋する星だから、三碧の年月は乱高下が起きやすいと。
株は歴代最高に迫る勢いとの事で、かなり盛り上がっているようです。
しかし、冷静な目からは、実態と合わない高騰に違和感も感じられているようです。
まぁ、古の時代から何事も頂点を極めれば後は落ちるだけなのだから、奢れるもの久しからずにならないように戒めも忘れずにいたいところです。
三碧木星の本質は「声ありて形なし」。
ただの乱痴気騒ぎという一面もある星です。
浮ついて足元を掬われないように、堅実さもカギになります。
自分の運勢のキャパ以上の金運を取ると、高い代償が待っています。
大金の星と命の星はどちらも同じ六白金星で、これが怖いのです。
悲しい犠牲を払う事だけは、何としても回避しなければなりません。
何事も欲を出しすぎずにほどほどが良いという事ですね。
禍がコンニチワ
今月は五黄土星の月ですので、お呼びでもない因縁話がやってきます。
五黄はゴタゴタとか古い問題を象徴する星で、因縁といえばこの星。
特に繰り返しと言うか、以前の話がまたぶり返すという形も多いようです。
干支九星術は特殊な面がありまして、不思議な相談も多く寄せられます。
五黄絡みの相談の本当に厄介な所は、終わったと思っても次から次へと芋づる式に次が来るので、これが大変。
禍の根を断たないといけないのだと思いますが、それが簡単にできたら五黄の禍にはなっていないわけで。
深く、長い因縁は消えずにトグロを巻いていて、こういう時に出てくるのですね。
金字写経
姉の誕生日が近づいたので、紺紙の写経用紙と金文字の筆ペンが入っている金字写経のセットをプレゼントしました。
我が家は家族で観音霊場の巡礼をしており、巡礼寺では正式には納経をします。
姉は毎度、写経を納めるので、珍しい紺紙の金字写経は喜んでもらえたようです。
よかった、よかった。
リンケージワークスさんという会社のものですが、他にも鳥獣戯画の写経用紙とか、とてもかわいいのが出ているので、写経やる人はたまに気分を変えて、こういうのも良いですね。
少し時間が出来たら、今までの巡礼を専用のブログにまとめたいなと思って準備はしてあるのですが、まだ手が回りません。
いつになるやら。